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アンティークシルバーの刻印と種類について

アンティークシルバーを購入してみたい!そう思っても、選んだ製品は価格に合ったものなのか、品質は本当に確かなのかなど、いろいろと気になる点が多いのではないでしょうか。

銀製品を購入する際に知っておきたい品質、そしてバックグラウンドについての詳細。実はシルバーにはそれを判断する証が記されているのです。

今回はアンティークシルバーの種類、そしてそれを知る刻印についてご紹介します。アンティークシルバーの製品の購入を検討される際の参考にしてみてはいかがでしょう。

アンティークシルバーの製品を判断するために

銀は加工しやすい素材ですが、銀そのものだけでは柔らか過ぎるため、中世の時代より銀細工職人たちは他の金属と組み合わせ、強度を持たせ耐久性を高めてきました。

これに対応して、銀製品の品質を見極めるため、各国でホールマーク=刻印のシステムが導入されました。

このシステムによって、購入する人々はその製品の銀の割合、銀細工師または製造会社、さらに検証された場所と日付を確認できるようになったのです。

スターリングシルバーと銀メッキ

代表的なシルバーに、スターリングシルバー、もしくはシルバープレーティッド=銀メッキという2つの種類があります。

スターリングシルバーは、銀の含有率が92.5%を占め、残りの7.5%の金属は主に銅が使われており、この法はイギリスで定められました。

一方、銀メッキの製品は、銅や真鍮、ニッケルやホワイトメタルに薄い銀の層でコーティングされたものを指します。

実はこの2種類は通常、ちょっと見ただけでは殆ど見分けがつきません。「銀メッキ」という言葉を聞くと、少し安価な印象を抱かれるかもしれませんが、それほど銀メッキの製品はクオリティが高いものが多いのです。

また銀メッキは異なる素材を用いているため、とても耐久性に優れています。また、価格もスターリングシルバーに比べお手頃となるため、購入しやすいのが大きな利点と言えるでしょう。

シルバーの刻印~ホールマークについて

多くの国で、銀の品質や詳細を明確にするホールメーキングシステムを導入していますが、中でもスターリングシルバーの発祥の地でもあるイギリスは、最も厳格にこの基準が守られていると言われています。

今回は、世界でも信頼度の高いイングリッシュシルバーのホールマークについてご紹介します。

1.スタンダード・マーク

スターリングシルバーである事を保証するマークとなります。このマークは試金(アッセイ)された場所によってマークが異なり、アッセイ・オフィスのあるイギリス、スコットランド、アイルランドとそれぞれが独自のマークを持っています。

イギリス

●ロンドン…

①ライオン・マーク=ライオンが左に向かって、右足を上げて歩いている刻印

②ブリタニア・マーク=1697年~1720年に銀の含有率が95.84%に引き上げられた時代のもの。「ブリタニア」と呼ばれる女性の姿の刻印

スコットランド

●エディンバラ…

アザミ(スコットランドの国花)の刻印

●エディンバラ&グラスゴー

ライオンが後ろ足で立ち上がっている刻印(1975年~)

アイルランド

●ダブリン…冠を付けたハープの刻印

2.アッセイ・オフィスのマーク(タウン・マーク)

銀の検証がされた場所を示しています。アッセイ・オフィスとは貴金属の純度のテストを行うために設置された機関です。

以前はチェスター、ブリストル、ノリッジ、ヨーク、エクセター、ニューカッスル、グラスゴーにも存在していましたが、現在ではロンドン、バーミンガム、シェフィールド、エディンバラ、そしてアイルランドのダブリンのいずれかで検証が行われます。

●ロンドン…

①ライオンの頭(首から下は消去されたもの)(~1719)

②冠を付けた豹の頭(~1820年)

③豹の頭(1820年~)

●バーミンガム…いかり

●チェスター…3つの小麦の束と中央にそびえ立つ剣

●シェフィールド…

①王冠(~1975)

②薔薇(1975年~)

●ヨーク…十字架に描かれた5匹のライオン

●エクセター…3つの塔がある城

●ニューカッスル…3つの城

スコットランド

●エディンバラ…城

●グラスゴー…木と魚と鐘

アイルランド

●ダブリン…

①冠を付けたハープ(~1806年)

②ヒベルニア/ハイバーニア(アイルランドのラテン語名)と呼ばれる女性の姿(1807年~)

3.デイト・レター(日付)のマーク

文字とその囲みが刻印されたマークは、検証された年を示すものです。フォントやサイズ、文字を囲む形状により判断します。

以前はどのアッセイ・オフィスも独自のものを使用していましたが1975年から統一され、1999年よりこの刻印は必須ではなく任意となりました。

4.メーカーズ・マーク

どの製造元(メーカー)なのか分かるように付けられた刻印です。もともとはシンボルが使われていましたが、15世紀以降は銀細工師のイニシャルのかたちになりました。

同じイニシャルを持つメーカーもいたため、フォントや文字を囲む形状を変えて区別されています。

5.デューティ・マーク

1784年から1890年の間に作られた銀製品には、銀の税金を支払った事を示すため、その当時の国王のプロフィール(横顔)の刻印が追加されています。

6.メタル&ファインネス・マーク

銀の純度を示す刻印です。925=92.5%のスターリングシルバー、958=95.84%のブリタニア・シルバーなど、100進法で表示されています。

7.その他の刻印

上記以外にも、刻印が押されている場合があり、「コメモレイティブ・マーク」=特別な記念日のため(ダイヤモンド・ジュビリーやシルバー・ジュビリーなど)の刻印です。

その他にも「インポート・マーク」=輸入品のマーク、「ジャーニーマン/ワークマン・マーク」=職人のマーク、「ヨーロピアン・マーク」などがあります。

銀製品を理解するために

銀製品は気に入ったものでも、いざ購入となると、その価値が良く分からなくて不安になってしまう事もあるかと思います。

けれどアンティークシルバーは刻印=ホールマークがあるため、これを元にその製品の品質や製造元などが分かるようになっています。

しかし、刻印のすべてを把握するのは至難の技。英国を始め、世界中のアンティークファンのためにホールマークの詳細が載った本が数多く販売されています。

一生ものと呼ばれるアンティークシルバーだからこそ、その種類をよく理解した上で、人生の良きパートナーとなる銀製品を選んでみてはいかがでしょうか。

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