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アンティークシルバーのティーセット

アンティークシルバーの中でも暮らしに取り入れやすく、大切なひと時のために使いこなしてみたいのが、紅茶やコーヒーのためのテーブルウェアの数々です。

精巧なデコレーションを施した、シルバーのポットやミルクジャグ、シュガーボウルなどでテーブルを彩れば、ティータイムはより優雅な時間になるに違いありません。

今回は数あるアンティークシルバーの中でも人気の高い、ティーセットについてご紹介します。

イギリスのティーセットの歴史

お茶がヨーロッパへ輸入され始めた時代、お茶を飲むために必要な東洋の磁器を一緒に送る発想は、まだかたちになってはいませんでした。

しかし1600年代以降、ヨーロッパの各地でお茶が上流社会の中で人気を得始めると、オリエンタルなスタイルのティーセットをともに輸入するアイデアが生まれます。

しかしこのティーセットは中国や日本の工場に注文し、イギリスに到着するとそれらにその家の紋章を施す作業が追加され、発注から手元に届くまで2年もの歳月が必要となり、あまり現実的ではないと考えられていました。

18世紀のティーセット

1700年代になるとお茶の値段は高価ではあるものの、上流社会の人々は紅茶の葉を入手し、家でティータイムを楽しむ事ができるようになりました。

それによりティーセットの需要が高まり、紅茶やコーヒーのテーブルウェアの製品が開発され始めたのです。

この時代、裕福な人々が家で紅茶を楽しむために用意されたティーセットは、カップやソーサーのほか、以下のようになります。

①ティーポット

②ミルクまたはクリーム用ジャグ

③砂糖用ボウル

④砂糖用のトング

⑤スロップボウル(茶葉を捨てたり、冷めた湯を捨てるためのボウル)

⑥ティースプーン

⑦ケトル

⑧湯沸かし器

⑨紅茶を入れる鍵付き容器

増え続けるティーセット

上流社会の家庭では、このように9種類ものテーブルウェアがティータイムの食卓に飾られる事となりました。

さらに1700年代の終わりにはティーセットはより豪華に、より大きくなって行き、ティーカップとソーサー12客を含む最大43個ものテーブルウェアまで拡大して行く事となりました。

もちろん上流階級の人々であっても、すべての人々がこれほど多くのティーセットを所有する事は難しかったに違いありません。

ティーポットとミルクジャグ、シュガーボウルの3つだけの簡単なセットだけを揃えたり、一般の人々は近所の人たちと共同でティーセットを揃えるケースもあり、その場合は一緒にティーパーティーを催し、楽しんでいたのでした。

シルバーのティーセットの魅力

シルバーは熱伝導率が高く熱を長く保持できるため、お茶を入れるための容器を作るにはうってつけの素材でした。

また他の素材と比較しても耐久性があり、表面にきめ細かな模様を施す事にも向いているため、シルバーで作られたティーセットは上流階級の人々に常に高い人気を得ていました。

裕福な人々はその家の紋章やイニシャルをティーセットに刻んでおり、ティーパーティーを催すたびに、上質のシルバーのティーセットがその家族の富と社会的地位、そして名誉を表していたのです。

シルバーのコーヒーポット、ホットチョコレートポット

ティーセットの一部として考えられていたのがコーヒーポットです。イギリスではコーヒーは紅茶よりも早くその習慣が広がり、多くの男性が街中のコーヒーハウスでその味を楽しみました。

男性にとってコーヒーハウスはただコーヒーを飲む場所だっただけでなく、他の人々と会話を交わす社交場でもあったのです。

しかし上流社会の女性たちはコーヒーハウスに立ち寄る事ははばかられ、さらに3000か所も超える全国のコーヒーハウスが、女性の立ち入りを禁止していました。

しかしコーヒーを家の中でも楽しめるようになった事から、コーヒーポットの需要が高まって行きました。ティーセットには、このコーヒーポット、そしてホットチョコレート用のポットも含まれるようになったのです。

アフタヌーンティーの流行とともに

19世紀初頭にベッドフォード公爵夫人アンナ・マリア・ラッセルによって始められたアフタヌーンティーは、上流社会で瞬く間にファッショナブルな流行として広がりました。

アフタヌーンティーへの招待は口約束で、またはゲストに案内状が届けられました。招待された人々は催されるアフタヌーンティーの間中いる必要はなく、都合の良い時間に立ち寄り、希望する時間に帰る事ができました。

招かれた女性たちはアフタヌーンティー用のロングガウン、手袋、帽子で華やかに装いました。

ホストとなった家の女性は紅茶が注がれる間はテーブルの横に立ち、その家の男性がお茶を配る係となっており、男性がいない場合はその家の娘がその役割を引き受けました。

アフタヌーンティーがおしゃれに装った女性たちの社交場であった時代、そのシーンをエレガントに演出する際に、白く光り輝き、美しく精巧なシルバーのティーセットは欠かせないものであったに違いありません。

アンティークシルバーのティーセットで午後のひと時を

18世紀半ばよりイギリスで産業革命が起こり、シルバーの製品は銀メッキの登場で一般の人々も手に入れる事ができるようになりました。スターリングシルバーに負けないほど美しいティーセットがこの時代に多く生まれています。

アンティークシルバーのティーセットを、揃いですべてを入手するのはハードルが高く感じられるかもしれません。

けれどティーポットやコーヒーポット、あるいはシュガーボウルなど、ひとつのアイテムでもティータイムの時にテーブルに置けば、優雅なワンシーンを作り上げてくれるでしょう。

時には過去のイギリスに思いを寄せて、クラシカルなアフタヌーンティーを自宅で楽しんでみてはいかがでしょう。

お気に入りのカップやソーサーとともに、ケーキやスコーン、サンドウィッチと紅茶やコーヒーを用意して、アンティークシルバーのアイテムと一緒にテーブルをコーディネートしてみませんか?

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